整備・修理

多くの機械式フィルムカメラは、

長く使い続けられるように作られていますが、

適切な期間で手入れがなされないと、

本来の動きを失いがちです。

愛着あるお手元のカメラに不安を感じられたら、

当店にご相談ください。

カメラとお客様の間の解決策探しの

お手伝いをします。


以下に代表的な整備・修理作業の例を説明します。

修理作業をツイッターで実況中継しています。カメラの中身を知りたい方は、是非ご覧ください。

シャッター幕交換


シャッター幕はゴム引きの絹で、

ゴムの部分が経年劣化するため、

基本的には消耗部品です。

画像のように明らかに異常な場合だけでなく、

硬化している場合でも交換が必要です。


レンズシャッター整備


虫の羽のような金属膜をスプリングの力で開閉する。

それが、レンズシャッターです。

羽はこすれ合いながら高速運動するため、

少しでも粘性のあるものが付着すると、

抵抗が増して定格速度が出せません。

様々な理由で侵入する潤滑油は、

毛細血管現象で羽同士の隙間に行き渡るため、

一定期間を超えると分解清掃が必要になります。


機械式フィルムカメラの修理をお考えならば、まずお問い合わせください。量産された工業製品とはいえ、使用・保存の状態で個体差は大きく、同じような症状でも作業内容は変わり、費用が全く異なってしまうため、一律の料金表にはなかなかまとめきれません。まず、機種名、症状をメールでご連絡いただければ、簡単なお答えはできます。修理品を一度見せていただければ、かなり正確なお見積もりを立てられます。予算に合わせた対応も可能ですので、是非一度、ご連絡ください